東電の事件が世を騒がせていますが、私たちの回りは放射線がうようよ飛んでいます。宇宙から降ってくる様々な粒子が毎秒のように私たちの身体を通過していますし、地球自体から発せられる自然放射線もたくさんあります。霧箱の実験をすると、自分の目を疑うほど身の回りが放射線だらけなのが分かります。地球は巨大な磁石ですから、北極・南極には多数の磁力線が吸い込まれていますが、あの辺りはやはり宇宙からの放射線も吸い込まれやすいのでしょうか?霧箱の実験を北極圏でするとどうなるのでしょう。何かを測定する仕掛けの発明というのは、測定によって何かを解明する以上に、本当に偉大な発明だといつも思います。