昨日の貴乃花は良かったですね。横綱としての品位と、スポーツマンというか格闘家としての気迫と、試合内容によっては引退も考えなければならないというプロとしての覚悟と、そういったもの全てが表情や仕草に表れていました。少なくともそう見えました。不言実行。あれだけの注目を浴び、プレッシャーを受けながら、あれ程までに身体や精神に乱れが殆ど見られないのは、本当に素晴らしいことだと思います。今日はつぶやきを早目に書いています(只今午後5時半)。いつ乱れるやも知れません。しかし469日のブランクを超えて、毅然とした横綱の姿を見せてくれた貴乃花は、仮に今後どんなことがあっても、多くの人にとってずっとヒーローであり続けるでしょう。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。