先日ある知人の結婚披露宴で隣に座った方が「写メール(J−PHONE社の携帯電話とデジタルカメラが合体したもの)」を使われていて、とても興味を持ちました。一度気になると居ても立っても居られません。カタログを手に入れて研究を始め、休みの日に電気量販店にいざ出掛けました。曰く、「ケータイとデジカメ、2つ持って歩くのは大変だ。写メールがいい!」。店に入り、実機を触ったり説明を聞いたりして、30分後ぐらいに店から出てきた時には何と「デジカメ」を手にしていました・・・。
デジカメを持って歩くのが嫌で写メールを買いに行った筈なのに・・・。私の場合こういう事がままあります。電器屋さんに行くと、もうダメです。気が付くと何か買ってしまっている。もう殆ど病気です。
「世の中に絶えてエレキのなかりせば僕の心はのどけからまし」
お粗末様でした。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。