東京では毎年、年度末(3月)になるとあちらこちらで道路工事が見受けられます。予算を使い切るためかなぁ、などとよく勘繰りました。掘り起こしてまた元に戻すのもGDPの一部には変わりない、などと皮肉を言う人もいます。ところが何故か今年は今から都内のいたる所で道路工事が行なわれています。どうしてでしょう?通常よりも3ヶ月も早い・・・。構造改革実施のDデイ近し!という読みは早計でしょうか。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。