明後日の日曜日、東京国際女子マラソンが開かれます。な、な、なんと、マネックスの社員も出走します。都心の交通規制をする大会のため出場資格は大変厳しく、「何キロ地点を何分から何分の間で通過できる」というような記録の実績がないと参加できないようです。大体フルマラソンを3時間ぐらいで走れないとダメなようです。私には想像の域を遥かに逸脱した話です。
明日の朝日新聞夕刊「にんげん図鑑」にも紹介される予定ですので是非御覧下さい。ところでマラソンの距離42.195キロですが、その昔マラトンの戦いに勝った知らせをギリシャ兵がアテネまで走って知らせた話は有名ですが、必ずしもマラトンからアテネまでの距離がちょうど42.195キロであった訳ではないそうです。大体40キロくらいだったので、以前はマラソン競技は毎回「大体」40キロくらいの距離で行なわれていたのですが、1908年のロンドン・オリンピックを偶々42.195キロで行ない、以来その距離に固定されただけのようです。事実は案外意外なものであることはよくある事です。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。