ニムダと呼ばれるコンピュータ・ウイルスが猛威をふるっています。ネットワーク上で伝播し、各コンピュータ内でデータを破壊したりするプログラムのことを「ウイルス」、このウイルスが伝播することを「感染する」、ウイルスに対する防御プログラムを「ワクチン」と呼んだりします。これらの名称に最初は違和感があったのですが、今ではうまく考えた名称だなと思います。ネットワークとコンピュータの関係は、社会と人間の関係に似ていて、朱に交わると赤くなったり、インフルエンザのウイルスの構造は年々その感染力を強めて行き、毎年新しいヴァージョンに対応するワクチンが開発されたりします。風邪を引かないには予防が一番で、ばい菌のある所には行かないようにし、「来たな」と思ったらすぐうがいをすることです。知らない人からのメールとかにはくれぐれも注意しましょう。