今日は久し振りに柔らかい話をしましょう。タレントのカルーセル麻紀さんがマリファナとコカインを所持していた為に逮捕されました。御存知のようにカルーセル麻紀容疑者は性転換手術を受けた元・男、今・女です。その彼、もしくは彼女、は男性用の独房に拘留されたそうです。一方数ヶ月前に地中海のキプロス島では、「女みたいな男」が詐欺罪で逮捕されたのですが、男性房に入れるべきか女性房に入れるべきか迷った挙句、どちらにも決め兼ねた警察が釈放してしまったそうです。なんだかややこしいですね。しかし恐らくややこしさは古の時代から何も変わっていない訳で、分類のマス目を細かくすればするほどややこしく見えますから、もっとマス目を拡げて見るという考え方もあると思います。自然科学の根本理論だって何十年、何百年に一回は根底から覆されることもある訳で、そういったファジーなアプローチもたまにはいいでしょう。