企業業績の上方修正モメンタムが強い
・TOPIX構成企業のアナリスト予想の上方修正比率が増加し、独自指標「リビジョン・ウォッチ」で右上に位置しており、業績モメンタムと変化率がともに良好だ。
・3月期企業の第1四半期決算で会社側が通期計画を上方修正した比率は約17%で、通常の10%未満を大きく上回った。
・背景には原油価格や中東情勢などの不透明感を織り込んだ保守的な期初計画があり、上方修正銘柄はその後の再上方修正や強含み着地となる例が多く、地合いは底堅い。
2026年10月30日からTOPIXが新方式へ移行、パッシブ資金約165兆円がリバランス
・従来の「プライム上場=自動組み入れ」から、流動性と時価総額を基準に全市場(プライム・スタンダード・グロース)から選定する方式へ変更する。
・構成銘柄は現行の1,600超から900銘柄台へ縮小し、組み入れ・除外に伴いTOPIX連動のパッシブ運用資産(推定約165兆円)に買い・売り需要が発生する。
・採否判定の基準データは2026年8月31日で、10月30日の実施に向け新規組み入れ候補は思惑買い、除外候補は先回りの売りが出やすい局面に入った。
新規組み入れの主役はスタンダード・グロースの大型流動株
・組み入れ候補として、日本マクドナルドホールディングス(2702)を筆頭に、スタンダード市場のフェローテック(6890)、セリア(2782)などが挙がる。
・グロース市場からもGO(581A)、トライアルホールディングス(141A)など、流動性と時価総額が一定水準を満たす銘柄が有力視される。
・プライム以外からの採用が目立つ構図で、これらの銘柄にはTOPIX連動資金(ファンド)の新規買い需要が見込まれる一方、除外銘柄には売却圧力が想定される。
