大型の台風11号はどうやら上陸しそうですが、台風の渦はぐるぐるといつも同じ向きに巻いています。これはコリオリの力と呼ばれる、回転する座標系(この場合地球)に対して運動する物体に働く力の影響で、北半球では常に反時計回りです。洗面所で一旦貯めた水が流れる時の渦も、やはり北半球では同じ巻き方をしている筈です。今トイレで何本も自分の髪の毛を抜いて流して実験してみましたが、渦が発生しているのは見えるのですが、向きは何度試してもはっきり見えませんでした。実験は科学の基本で大変楽しいものですが、今日はちょっと髪の毛を抜いた頭のてっぺんあたりが痛くなってしまいました。そういえばつむじにはコリオリの力は働くのでしょうか?