小泉内閣のメルマガの登録者数があっさりと100万人を超えました。
アメリカの投資家などに「小泉内閣は本当に改革するのか?小泉内閣のリスクは何だ?」とよく聞かれます。小泉さんが改革を断行しないリスクは低いと私は思っています。小泉首相は変化は痛みを伴うとずっと言い続けてきていますが、彼がより正しく、より速く、より強い改革をすればするほど「痛み」は鋭く大きいものになるでしょう。リスクは国民がその痛みを感じた時に、小泉内閣の高支持率が維持されるかどうかではないでしょうか。しかしサッチャーの時代にも、レーガンの時代にも、痛みを伴う変化にも拘らず国民はこの二つの政権を支持しました。日本だって出来る筈です。しかし世論を作るのは必ずしも国民ではなく、マスコミであったりします。少なくとも世論の形成にマスコミは大きな影響力を持ち、またマスコミはよく急に掌を返してハシゴを外すことがあります。今の日本の状況を脱するには、マスコミも含めて皆が評論家になるのではなく皆が当事者になることが必要ではないでしょうか。
小泉メルマガは近々数百万人の登録者にのぼるでしょう。小泉内閣が国民に直接メッセージや情報を発信できる媒体を持ったことは、勿論それに伴う危険もチェックされるべきですが、中々思慮深いことだと思います。本当にやる気なんだと、そう信じたいと思います。