今朝の新聞によるとニッポン放送の株主が上場基準の600人を割ってしまったらしいです。単位の括り変えをすることによって対応するらしいですが、いやはや何ともビックリする話です。ニッポン放送株の1売買単位は約450万円、いわゆる値嵩株に相当します。例えばマネックス株は1売買単位は約5万円で、株主数は2万1千人を超えます。売買単位の影響は斯様に多きなものです。競馬券にもし100円券がなく、万馬券とか或いは10万円券とかしかなかったら果たしてあれほど大勢の人が集まるでしょうか?
それもあまり興味のない彼女や家族までついて来たりして。ユニットが小さいと、消費者側が自分の興味や知識・経験などに合わせて自由に購入ユニットを増減して投資額を変えることができます。単位株制度を改善する意義は正にここにあります。単元株の中身はまだ見えて来ませんが、いい形で改善して欲しいと思います。