昨日に続いて食べ物の話を一つ。太陽の光りにあたらないと体が弱ったり、カルシウムを吸収する力が衰えたりすると言われます。以前ある総合病院でレントゲン待ちで椅子に座っていたら、目の前の模造紙に、「自分で太陽光にあたらなくても、たくあんなど十分に太陽光にあたった食品を食べると、太陽光にあたるのと同じ効果がある」と書かれていました。本当でしょうか?干し柿などもいいそうです。最近は太陽光線に直接あたることによる弊害、皮膚ガンとか、も言われていますから、却ってたくあんを食べる方がいいかも知れません。そうするといずれ、「最近陽にあたってないからたくあん食べなきゃ」とか、同じ理屈だと「今日は山菜の天ぷらで十分森林浴したね」なんてなるのでしょうか。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。