生放送のテレビに出演する時などに控え室で待っていると、隣りのスタジオから聞こえて来る生の声の方が、目の前にあるテレビから出て来る声や画像より早いことに気づきます。
音速は秒速340メートル、電子は光と同じで秒速30万キロメートル。不思議ですね。BSなんかですと空高い衛星まで行って帰って来ますからまだ理由付けることも可能な気もしますが、実は同じ現象は結婚式場のような所でも、目の前にいる人がマイクで喋っている時に生の声の方が先に聞こえることがあります。何故でしょう?電気信号を増幅させるために、アンプの中をぐるぐる電子が回り、その距離が実は地球数周分ほどあってこのようなことが起きるのでしょうか?もしかするとギターのエフェクターのディレイのような回路があって遅れてしまうのでしょうか?でもそうだとすると何故そんな回路があるのでしょう?
そもそもディレイの回路って、どうやって作ればいいのでしょうか?なんかまた頭の中を思考がぐるぐる回ってしまいますが、電子も私の思考ぐらいにスローダウンする時があるのでしょうかね。