お役所も企業も今日から新年度です。学校も新学期は4月と決まっています。でもこれはどうしてでしょうか?陰暦で考えても、さすがに4月は一年の始まりにはなりませんし、そもそも日本では一体いつ頃からこのような制度になったのでしょう?雰囲気としては分からないでもありません。木々の芽がふき始め、花も一斉に咲き始める4月に新しい年度や学期を迎えるというのは、中々よく考えられているなぁと思います。
「仕事始め」は時代劇などにも出てきますが、これは正月2日或いは4日のことですから、4月に新年度というのは明治以降のことなのでしょうか?いずれにしろ、春分や秋分という自然の運行を極めて尊重した国民の祝日を持っている国ですから、このような季節感に合わせて制度を決めていても不思議ではありません。この国のこういった部分は大切にして行きたいですね。