ドーナツ以来円いものが気になります。円は、同じ面積の平面上の形の中では、その縁の長さが最短になります。そういった意味ではもっとも効率的な形をしています。自らの領域を確保するのに、もっとも他に影響を与えないような形です。しかし多くの円をまとめようとすると、逆に極めて非効率であり、例えば正方形であれば隙間なしに集めることができますが、円だとどうしても隙間が空いてしまって、結果広い領域がないと収めることができません。
自己が効率的であったり完全な形を取るということと、他と共存するということは、相容れないということでしょうか?一方、若干形の変えられる風船などであれば、ちょっと押し込めば単体でも集合でも効率的なようです。いろいろと考えさせられます。