面倒臭いですね。大体あんなに手間が掛かって面倒臭いものを全国共通に同じ時期にやるというのは極めて非効率的です。その時期のために全てのインフラが用意されて、他の時期はどうしているのでしょう?一年に一回しか店を開かない商売なんてないですよね。法人は決算期を自由に決められますが(因みに証券会社は法令で3月末と決められています)、個人ももっと柔軟に対応したらどうでしょう。期間の締めは12月末のままであっても、申告の締めを全員3月でなくて人によって変えるとか。
それのほうが税務署も楽ではないでしょうか?ところでマネックスでは株の売買にまつわる確定申告のための「税務申告サポート」を明日から開始します。2000年中のマネックスでの株の売買の税務申告書の様式が簡単に正確に機械的に作られて印刷できます。是非御利用下さい。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。