今年のF1は先週末に鈴鹿サーキットでフェラーリを駆るシューマッハがハッキネンを押さえて総合優勝を決めました。私はF1が大好きなのですが、F1にまつわるいろいろな知識とか憧れの多くの部分は、実は小学生か中学生の頃に読んだ少年サンデーに連載されていた「赤いペガサス」によっています。Rh−、ボンベイブラッドという極めて珍しい血の主人公、赤馬研が、無二の妹をあたかも事故の時のための輸血タンクのように携えながら世界中のF1サーカスを巡り、ついに日本人として初めて総合優勝する物語です。スリップ・ストリームや、サージング、レースの駆け引き、F1の裏舞台、著名なレーサーの名前。全部あの漫画で覚えました。あのようなリアルティーを持った漫画って、今もあるのでしょうか。