これはある大先輩からの受け売りなのですが、日本における典型的な産業振興の方法に付いて一言。
例えば高速ネット網を普及させる手段として、施設業者側に達成目標を課したり、或いは業者に補助金を出すような施策がママ採られます。お金の使い方としては、逆に利用者側に補助金を出すという方法もあります。
例えば同じ1万円を出すとすると、利用者側に1万円を出すと様々な施設業者がその1万円を目当てに参入して来ます。すぐに「うちは8千円で出来る」という業者も出て来るでしょう。そうして自然と競争原理が働く訳です。
その結果補助金の額も1万円から8千円に引き下げられるようになるかも知れません。利権であるとか、いろいろと複雑な問題もあろうかとは思いますが、競争原理を導入することは一番効率的な方法ですし、結果的な経済負担を下げ得る方法としてもっと議論して欲しいですね。