ようやくイクラのおいしい季節になりました。今から2,3週間が一番おいしい時です。初夏からいろいろと新鮮な寿司ネタが出て来て、イクラで私の夏は終わるといった感じです。
大抵のお寿司屋さんではイクラは年中勧められるネタですが、本当は季節ものなのですから、もっと季節感を大切にして貰いたいと思います。ところで先日テレビで見かけたのですが、ヤマメと桜鱒という魚は同一の魚で、同じ種でありながら川の上流に残るものと、川を下って海まで出て、また産卵・受精のために川を戻って来るものとがいるそうです。見た目は大きく違い、桜鱒は海と川下り・上りに鍛えられて全然大きく、色鮮やかで、ごつごつしています。魚はかなり原始的な動物ですが、原始的なだけに不思議なものですね。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。