先日夜に有楽町駅前の路地を歩いていると、ひぐらしの鳴き声が聞こえて来ました。かーなかなかな・・。私の実家のすぐ近くにこんもりとした林がありました。晩夏、夕暮れ時になると侘びしいというか、ちょっと哀愁を伴ってひぐらしの鳴き声が聞こえたものです。
林が家から見て丁度西の方にあったので、夕焼け空の橙色に林が切り絵のように黒く浮かび上がっていました。その光景と、かなかなの鳴き声が鮮明に思い出されます。
有楽町のかなかなの正体は、探して見るとゲーム・センターの看板の裏にあったテープ・レコーダでした。あんなテープ売っているのでしょうか?音とか、匂いとか、記憶を鮮明に喚起するものっていくつかありますね。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。