カラスは犬や猫より知能が高いそうです。「脳化指数」という数字があるそうで、ヒトが0.86、イルカが0.64、チンパンジーが0.30、カラスが0.16、イヌ、ネコがそれぞれ0.14、0.12、ニワトリがずっと下がって0.03だそうです。
意外に感じるのは、カラスとニワトリで大きな差があることです。確かに行動を見ていると随分違うとは思いますが、同じ鳥類でもこんなに違うのかと思います。研究をされた宇都宮大学の杉田教授の言によると、人里近くでの生活が脳の発達を促進したのではないかということです。家畜は一般に知能が低いことと比べると、動物の世界でも恒常的な競争や駆け引きが知能を高める、或いは高知能種をサバイバルさせるのでしょうか。
しかしそう考えると、何故イルカは極端に知能が高いのでしょうか。海の中にはイルカに知的に挑戦するような生き物はいないように思えるのですが。不思議ですね。