米マサチューセッツ工科大学の研究チームが今日発売のネイチャー誌に、男性と女性とで突然変異の起こる割合が違うという研究結果を発表したそうです。男性の方が突然変異の起こる確率が1.7倍高いらしいのですが、随分違うものですね。突然変異は進化のきっかけとなる重要なプロセスです。確かにイメージ的には、女性の方が安定したベース(基地)であり、男性がいろいろなことを試すといった図は納得がいきやすいものです。
一つ疑問があるのですが、これは本誌を読んでいないのでもしかしたら書いてあるのかも知れませんが、このような突然変異の起こる確率自体といったものは、時代によって変化するものなのでしょうか。生き物って本当に不思議ですね。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。