また見てしまいました、ミクロの決死圏。何回目だか忘れましたが、何度見ても面白いし、本当に良く出来ていると思います。昨日は秋葉原に出かける前に寄ったサウナの休憩室でうっかり見てしまいました。(駅前サウナに時たま行きます。日曜の昼時などは、伝統的「まったり」タイムでまさに最高です。)ミクロの決死圏の制作は1966年です。因みに私の大好きな2001年宇宙の旅の制作は1968年です。どちらも30年以上も前に作られたSF映画ですが、SFの部分も、それ以外のストーリーの部分も、殆ど色褪せることなく、それどころか歴然としたオリジナリティーと本当に緻密な作りが今でもきらきらと輝いています。
日本の映画も、世界にそのアイデアを輸出したのはやはり黒澤明監督の作品群でしょうが、オリジナリティーにもっとも溢れていたのはやはり1950から60年代ですね。新しい技術の誕生のすぐあとに、多くのアイデアは一旦出し尽くされるものなのでしょうか。