また見てしまいました、ミクロの決死圏。何回目だか忘れましたが、何度見ても面白いし、本当に良く出来ていると思います。昨日は秋葉原に出かける前に寄ったサウナの休憩室でうっかり見てしまいました。(駅前サウナに時たま行きます。日曜の昼時などは、伝統的「まったり」タイムでまさに最高です。)ミクロの決死圏の制作は1966年です。因みに私の大好きな2001年宇宙の旅の制作は1968年です。どちらも30年以上も前に作られたSF映画ですが、SFの部分も、それ以外のストーリーの部分も、殆ど色褪せることなく、それどころか歴然としたオリジナリティーと本当に緻密な作りが今でもきらきらと輝いています。
日本の映画も、世界にそのアイデアを輸出したのはやはり黒澤明監督の作品群でしょうが、オリジナリティーにもっとも溢れていたのはやはり1950から60年代ですね。新しい技術の誕生のすぐあとに、多くのアイデアは一旦出し尽くされるものなのでしょうか。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。