大阪・関西万博に行ってきました。雨の予報で日頃の行いが悪いのかと残念な気持ちで迎えた当日、曇り時々晴れの爽やかな天候に恵まれました。お天道様、ありがとう!

ユスリカ大発生との報道もあり虫除けを準備していきましたが、ほとんど目にすることはありませんでした。「ユスリカ大発生で、客足が遠のく今こそ空いているのでは?」と逆張りの発想で万博行きを決めたのですが、空いているところなどなく、どこへ行っても人に溢れ大盛況。会場をぐるりと取り囲む大屋根リングの迫力もさながら、ぐるり1周屋根の上を隙間なく人が歩いているのですから大変な人出です。

土日を避ければ少しは空いているかも、という発想も間違いで平日は遠足や修学旅行の学生の団体も多いということも予見していませんでした。ただし学生や子どもの団体は18:00以降すっかり見えなくなりましたので、夜にはやや混雑が解消されました。

カラヴァッジョのキリストの埋葬、ミケランジェロのキリストの復活などで話題のイタリア館に行きたかったのですが、抽選に外れてしまって鑑賞できず。万博会場には入場ゲート脇に当日予約登録センターがあるのですが、ここも1時間以上並ぶだけでなく並んでも埋まってしまった時点で打ち切られるとのことで、予約できるかどうかわからないという話のため、並ぶのを諦めました。

パビリオンには予約が必要な国と並べば入れるところとあるのですが、落合陽一プロデュース「null²」も抽選にハズレ入館できず。ただ「null²」は外観を眺めているだけでも、十分その異様な存在感を楽しめます。

サウジアラビア、UAE、バーレーン、カタールと中東を中心に見てきました。ペルーのインカ帝国も良かったです。

パビリオンPRのために世界各国のスタッフが働いている姿が印象的で、サウジのスタッフが子どもに愛想が良く朗らかだったのは私の勝手な先入観が打ち消されて驚かされました。特定のエリアのスタッフはあまりやる気がなさそう、など世界の国のスタッフを眺めるだけでも面白いですよ。時間があれば、もう一度人気のパビリオンにリベンジしたいです。とにかくどこへ入るにも並びますのでこれからは暑さ対策が重要。暑くなる前にぜひ。