ECB(欧州中央銀行)が6会合連続で利下げを決定しました。会見ではラガルド総裁も米政権による関税政策に懸念を示す中で、今回はTOPIX500構成銘柄のうち、欧州向け売上高比率が25%以上の企業をピックアップしました。
上位3社にはDMG森精機(6141)やブラザー工業(6448)、マキタ(6586)といった工作機械メーカーが名を連ねました。EUは米国の相互関税に対し報復関税を表明しており、サプライチェーンに亀裂が入りかねない状況といえるでしょう。関税交渉次第ではありますが、これらの銘柄に代替されていく可能性等が考えられる点と、欧州が利下げといった経済を後押しする金融環境である点から注目しても良いかもしれません。