年1回ダボスで大きな経済人会議が開かれます(世界経済フォーラム年次総会、通称ダボス会議)が、今年はクリントン大統領も参加し29日に演説をするそうです。
例のシアトルでのWTO会議以来の世界的に大きな会議で、また通商のグローバリゼーションが討議される可能性もあり、シアトルと同じような暴動が起きるのではないかという懸念が出ているそうです。南と北、多国籍大企業、少数民族など、古くて新しい問題の目をまた起こすようなことがないといいのですが、要注目です。分からないこと、違うことをクリントン氏がをそのまま受け止めてくれるといいのですが、今回はどうでしょうか。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。