米国時間の昨年の5月23日、ニューヨークのタイムズスクエアのNasdaq Tower外壁に、当社のロゴと私の顔写真と名前が、『Asian Leaders of 2023』として5分間掲示されるという機会がありました。あの、多くの人が見たことがある円柱状のNasdaq Tower外壁にドーンと。大変光栄なことに、「アジア太平洋地域の企業経営者を紹介する」というナスダック主催の企画で選んでいただいたのでした。直前まで何時に掲示されるのかわからなかった中、米国グループ会社のトレードステーションのニューヨークオフィスの仲間がタイムズスクエアに出向き、動画や写真を撮って送ってくれました。本当に嬉しかったですし、ますます頑張らねば!と強く気を引き締めました。

あれから1年、経営者として成長できているでしょうか。夢やビジョンを語り、明確な戦略とゴールを設定して、チームでゴール達成に向けて邁進し、会社の価値を高める、というミッション。まだまだ課題はありますが、少しずつ自分なりの型を見つけられてきたように思います。企業理念実現のため、常に前を向き、時に大胆な意思決定をした1年でした。しかし、「グローバル」という課題に対してはまだまだです。

大変お世話になった方から言われた「グローバルに活躍する経営者になってね。清明さんならできる。日本から世界に羽ばたいて」という言葉がずっと心と頭から離れず、常に意識して挑んでいるのですが、期待に応えられる域にはほど遠いです。今週も、海外投資家の方々と面談する機会が多く、また、グローバルイベントで登壇する機会もいただいたのですが、やはり、思うように上手に話せず落ち込みます。それでも、支えてくれる仲間と自分を信じて、学習を重ねるしかない。飛び道具はないですね。昨日の反省を今日に活かして前に進むしかない。

日々慌ただしくしていますが、学びの時間をなんとか確保するよう努めています。今日も日中は予定がパツパツですが、明日は某スタートアップイベントのピッチコンテストの審査員を仰せつかっているため、夜、札幌に飛ぶというスケジュールです。明日、日本から世界に挑戦するスタートアップの方々と会えると良いなぁ。色んな人のお話をお伺いしながら、グローバルという課題に向き合っていきたいと思います。いつも同じようなことを言っていて成長がない感じですが。