最高益を更新した2月決算銘柄は
4月に入りスタートした小売り企業を中心とした2月決算企業の本決算発表も4月中旬にほぼ終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、経済再開による外出機会の増加やインバウンド(訪日外国人)需要の回復、値上げによる販売価格の適正化などにより増益となる企業が多くみられました。そしてそうした銘柄のなかには最高益を更新した銘柄もあります。
例えば高島屋(8233)はインバウンドの回復や新型コロナウイルスの5類移行に伴う外出機会の増加などを受けて2024年2月の営業利益が前期比で41.3%増となり、1991年2月期の最高益を33年ぶりに更新しています。また、アダストリア(2685)も人流回復に伴い主力ブランドの販売が好調で2024年2月の営業利益が前期比で56.4%増となり、2010年2月期の最高益を14年ぶりに更新しています。
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もう一つのヒント
26日の決算発表スケジュール
3月決算企業の本決算発表が今週から始まっています。26日は多くの企業が決算を発表する予定で、コマツ(6301)や日立(6501)、三菱電機(6503)、 ソシオネクスト(6526)、TDK(6762)、アドバンテスト(6857)、デンソー(6902)、京セラ(6971)、村田製作所(6981)、日東電工(6988)、ANAホールディングス(9202)などが決算発表を予定しています。