昨日、初めて、英語でのパネルディスカッションに登壇しました。当社には海外グループ会社がありますし、IR活動で海外投資家との面談の機会もあるので、数年前から英語でコミュニケーションの機会が増えているのですが、イベントにおいて、オーディエンスがいる前で、英語でパネルディスカッションしたのは初めてでした。いくつになっても「はじめての挑戦」はありますね。

「Japan FinTech Festival」というイベントなのですが、「日本から世界へ」を意識し、すべてのセッションが英語で執り行われています。参加者も日本語話者と外国語話者が半々。グローバルでオープンで多様性があるイベントに仕上がっており、とても熱気があります。日本から世界へ。今日本は注目を浴びていますし、ポテンシャルも十分にあるので、言語の壁を越えて挑戦する人が増えていくと良いなと思います。

で、私の出来栄えは・・・?まずまずだったかな、と思います!もちろん、英語の課題はあります。もっと上手に表現したいんだけどなぁと思いながら話していました。が、何よりも、挑戦をしたことが大きな一歩ですし、周囲も「英語」ではなく「考え」を聞きたいわけですから、会話も成り立ちますし、伝えたいことが伝わったと思うので、上出来です。挑戦をしないと、自分の中の多様性は拡がりません。マジョリティの中にぬくぬくといるよりも、マイノリティから挑戦する方が、苦労も多いですが気づきも多いです。

また明日も、今度は「FIN/SUM」というイベントで、英語でのパネルディスカッションに登壇します。明日は「国際女性デー」でもありますので、テーマは「金融業界のジェンダーギャップ」です。私は普段、多様性を語る上で、性別だけにフォーカスすることはしませんが、他のパネリストの方々のご意見も伺いながら一緒に考えてみたいと思います。帰国子女でもなく、留学経験もなく、海外勤務の経験もなく、外資系企業で働いたこともない、純ドメスティックの私の挑戦はこれからも続きます。半歩ずつでも良いから、前に前に。