先週末、今シーズン3度目のフルマラソンを完走しました。しかも、自己ベストを約10分更新しました!タイムも嬉しかったのですが、実はそれよりも、42.195kmを、ほぼ歩くことなく最後まで走り切ったことへの達成感の方が大きかったです。これまでは、30kmで足をつってしまったり、つっていなくても35km以降は歩くことが多かったので。しかし今回は、最後までほぼ同じペースで走りきることができました。すると、タイムもついてきました。

仕事もそうですが、目標の設定の仕方ってとても重要ですね。今回はマラソンですから、もちろん「目標タイム」を設定するわけですが、それを達成するためのサブ目標として「ゆっくりでも走り続けること」を設定し、走り続けられるようなペース配分を頭に入れてスタートラインに立ちました。「走り続けること」なんて、本格的なランナーにとっては当然のことで、何言ってるの?という感じですが、私のレベルでは、それが目標なのです。

42kmの道中、色んなことが起きます。今回も、雨が降ったり、向かい風に苦労したり、結構な上り坂で心が折れそうになったり、10km付近で足に異変を感じたりしました。また、今回、15km手前でお手洗いに行ったら渋滞していて、想定ペースが大幅に崩れることに。いつもなら、ちょっと焦って遅れを取り戻そうとペースが速くなるのですが、今回の私の目標は35kmを過ぎても走り続けることですから、焦る必要はなく、あと27kmをどう走り続けるかをベースにプランを組み直しました。

タイムという最終目標の手前に、「走り続ける」という、中身に関する取組姿勢的な目標を置いたのは正解でした。人との比較ではなく、想像できないチャレンジでもなく、自分次第で成し遂げられる目標で、最終的に達成したい数値目標につながるサブ目標。これ、仕事や学習でも同じですね。目の前の課題を一つ一つクリアしてこそ大きな達成につながる。そういえば、私は、友人から、趣味も仕事のように取り組むね、と言われます。これまたそういえば、走っている間も気づいたら仕事のことを考えていたり、新しいアイデアを思いついたりしています。確かに、趣味と仕事がつながっているかもしれません(笑)

そうやって走り続けた42kmの長い道のり。最後の200mは力を振り絞ってダッシュ!ゴール付近で待っていてくれていたQちゃん(高橋尚子さん)とも両手ハイタッチ!

愛媛マラソン、最高でした!大会スタッフの皆さん、ボランティアの皆さん、沿道で応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。マラソン大会に出るといつも同じ感情を抱きます。「感謝」です。周囲の方々のサポートがあるからこそ、しんどくても目標に向かって頑張れます。感謝。