今週は年内最後の海外出張で米国に来ています。主な目的はマネックスグループのIRです。数年前からIRに携わるようになり、海外投資家の方々との面談の機会も増えました。私は、比較的、物事をポジティブにとらえるタイプの人間ですが、海外投資家と面談すると、さらに、エネルギー/ポジティブパワーをもらうことが多いです。というのも、折に触れ、「Congratulation!」や「Great!」といったパワーワードを投げかけてくれ、表情も豊かで、あいづちなどの反応もいちいち大きい(笑)。
「常に」ではないものの、何かと肯定的で、思考や構想や将来戦略のことを聞かれることが多く、会話がはずみ、いつの間にか時間が過ぎています。自分の英語にげんなりすることは相変わらずですが、毎回、頑張ろう!と思える何かがあります。
メンタリティの差?文化的背景の差?毎度、違いを感じます。個人的には、自己肯定感の差が会話にも出ているのだろうと思っています。「自己肯定感が強い=自己主張が激しい/自己中心的」ということではなく、私は、「自己肯定感が高い人=異なる意見や価値観に対しても耳を傾けることができ、自分のことも他人のことも受け入れ認められる人」と思っています。そういう人たちとの会話は、自然とポジティブになります。
昔から言われていることですが、日本の家庭教育や学校教育においても、もっと子どもたちの自主性を重んじ、カリキュラム学習だけではなく、自分の考えを持つことや、自分でやってみることや、多様な価値観を認め合うようなものにしていけると良いんじゃないかなぁと強く思います。仕事をする上で、また、チームを持つ上で、自己肯定感はとても大切です。「自分のことも他人のことも信じられる力」は、大人になって突然身に付くものではなく、小さい頃から、自分自身で育んでいくものです。今回の出張でも色々と気づきがあり、あれやこれやと色々と考えています。
12月は忘年会シーズン。社内外、色んな人と1年を振り返る機会が多くなります。今日も、先ほどまで米国グループ会社のTradeStationのNYオフィスのメンバーとの忘年会でした。来週以降も社内外の忘年会が続きます。今年の忘年会は、より意識的に、「Congratulation!」「Great job!」「すごいね!」「期待が膨らむね!」「ありがとう!」を伝えることにしたいと思います。ポジティブパワーで互いの労をねぎらい、笑顔溢れる忘年会にします!