2月決算企業の第1四半期決算発表集計
西松屋チェーン（7545）を皮切りにスタートした小売り企業を中心とした2月決算企業の第1四半期決算が今週に入って一段と本格化しています。12日にはエービーシー・マート（2670）やコメダホールディングス（3543）、イオン（8267）、吉野家ホールディングス（9861）などが決算を発表したほか、13日もセブン＆アイ・ホールディングス（3382）や松屋（8237）、東宝（9602）、乃村工藝社（9716）などが決算を発表しています。
そこで12日と13日の2月決算企業の決算発表を振り返ってみると、まだ第1四半期決算ということもあり通期の業績予想を据え置く企業が目立ちました。しかし、そのなかで業績予想を上方修正したのが東宝です。「名探偵コナン」の新作が同シリーズで初めて国内興行収入100億円を突破するなど、自社配給のヒット作に恵まれたことなどで通期の営業利益の見通しを400億円から450億円に引き上げています。
