2023年3月期の営業利益が前期比で1割増となった銘柄は
4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も5月中旬で終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、エネルギー価格の高騰や原材料高などの影響で減益となった企業もありました。しかし、その一方で円安や経済活動の再開などを追い風に増益を確保した企業も多くみられました。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業を対象に2023年3月期の営業利益が前期比で1割増となった銘柄をピックアップしてみました。
例えばパーソルホールディングス(2181)は幅広い業種で事務職の派遣が伸びたうえ、企業や自治体の間接業務を請け負うBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業も堅調だったことなどから2023年3月期の営業利益が前期比で10%余りの増益となっています。また、コーエーテクモホールディングス(3635)もパッケージゲームの大型タイトルが好調だったことなどから2023年3月期の営業利益が前期比で13%を超す増益となっています。