8月決算企業の第1四半期決算発表集計

先月中旬からスタートした小売り企業を中心とした2月決算企業の第3四半期決算発表と並行して行われていたのが8月決算企業の第1四半期決算で、それも先週で終わりとなりました。そこでその決算発表をまとめてみると、まだ第1四半期ということもあり通期の営業利益の見通しを修正する企業はありませんでした。しかし、第1四半期決算の結果に株価が大きく反応する銘柄もみられました。

例えばサイゼリヤ(7581)は価格を維持した戦略などで国内の客足が回復したうえ、中国を中心にアジア地域も新規出店効果などで好調だったことなどから第1四半期の営業損益が黒字に転換したことで株価が大きく上げ幅を広げる場面がありました。一方で良品計画(7453)は原材料の高騰や急激な円安による仕入れ価格の上昇などにより第1四半期の営業利益が前年同期比で大幅な減益となったことから株価が大きく下げています。

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