上期の営業利益が2倍以上となった3月決算銘柄は
10月下旬からスタートした3月決算企業の上期決算も11月中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると上期の上場企業の経常利益は原材料高が重荷となったものの円安の効果もあり前年同期比で6%程度の増益となったようです。そうしたなかでは上期に大幅な増益を達成した銘柄も少なくありません。
そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから上期の営業利益が前年同期比で2倍以上の増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えば東邦瓦斯(9533)では燃料費の変動を料金に反映させる調整制度に基づき前年同期に大幅な差損を計上した反動が出たことや、液化天然ガスのスポット調達を先送りして売上原価を抑えたことなどから上期の営業利益が前年同期比で3倍となっています。