・11月10日のCPI発表をきっかけに、米ドルは一気に急落。ただ、米ドル/円の5年MAかい離率からも分かる通り、ドル高・円安はいつ終わってもおかしくない状況ではあった。
・円安トレンドが終わって円高へ急転換した1998年とプライスアクションが似ているため、1998円のケースと比較すると今後について考察できる。
・1998年は2波に分かれてドルが急落したが、それはFRBが緊急利下げを行ったことが要因。今回は利下げは行われない見込みのため、今後はむしろ、米ドル/円はまた上がっていくのではないか。
・今後は145円を超えるかどうかが一つのポイントになると思われる。