上期決算で利益予想の上方修正に踏み切った主な12月決算銘柄は

先月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表と並行して行われていたのが12月決算企業の上期決算発表ですが、それも今月の12日で終わりとなりました。そこでその結果を確認すると折り返しの上期決算ということもあって通期の業績予想を上方修正した企業も少なからずみられました。そこで今回はTOPIX500採用の12月決算企業のなかから利益予想の上方修正に踏み切った銘柄をピックアップしてみました。

例えばクボタ(6326)では為替相場が期初想定より円安で推移していることで輸出採算が改善するほか、4月にインドのトラクター大手を連結子会社化した効果も出ることなどから通期の営業利益の見通しを2500億円から2600億円に引き上げています。また、ヤマハ発動機(7272)もベトナムやインドネシアでバイク販売が好調に推移しているうえ、円安が利益を押し上げることもあり通期の営業利益の見通しを1900億円から2000億円に上方修正しています。

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