決算発表後に目標株価の引き上げがみられた2月決算銘柄は
6月16日の西松屋チェーン(7545)を皮切りにスタートした小売り企業を中心とした2月決算企業の第1四半期決算発表も今月中旬に終わりとなりましたが、決算発表終盤に決算を発表した銘柄でも決算発表後の業績や目標株価、投資判断の見直しもある程度進んだと思われます。そこで今回は7月11日以降に決算を発表した2月決算銘柄で決算発表後に目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのが東宝(9602)です。アニメ映画の名探偵コナンなどのヒットが寄与したことなどで第1四半期の営業利益が前年同期を上回る水準となったことなどから決算発表後に5社が目標株価を引き上げています。また、IDOM(7599)でも第1四半期の営業利益が増益を確保したこともあって決算発表後に2社が目標株価を引き上げています。
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明日の決算発表スケジュールは
先週から3月決算企業の第1四半期決算発表が始まっています。先週はスタートしたばかりということもあってまだ決算を発表する企業は多くありませんでした。しかし、それも今週に入り徐々に増え明日はエムスリー(2413)や信越化学工業(4063)、ファナック(6954)、SCREENホールディングス(7735)、JR東海(9022)などが決算を発表する予定です。