上方修正で数年前の最高益を更新する可能性が一段と高まった3月決算銘柄は

1月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表も先月中旬に終わりとなりましたが、コスト削減を進めたことや経済回復にともなう需要増を取り込んだことで大幅な増益となった企業が目立ちました。こうしたなか、通期の業績予想を上方修正する銘柄も多くみられました。

そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから上方修正で数年前の最高益を更新する可能性が一段と高まった銘柄をピックアップしてみました。例えば信越化学工業(4063)は米国での旺盛な住宅需要を背景に塩化ビニール樹脂の販売が伸びていることなどから通期の営業利益の見通しを4850億円から6750億円に引き上げたことで2年前の最高益を更新する可能性がさらに高まっています。

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