強気の上方修正に踏み切った主な3月決算銘柄は
1月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表も先月中旬に終わりとなりましたが、コスト削減を進めたことや経済回復にともなう需要増を取り込んだことで大幅な増益となった企業が目立ちました。そしてこうしたなか通期の業績予想を上方修正する銘柄も多くみられました。
そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかからコンセンサス予想を1割以上上回る強気の上方修正に踏み切った銘柄をピックアップしてみました。例えばコスモエネルギーホールディングス(5021)では原油価格の上昇を受けた在庫評価益の増加と国内石油事業の製品市況改善による業績改善を受けて通期の営業利益を1550億円からコンセンサス予想を24%以上上回る1940億円に引き上げています。