【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 35,131.86  △406.39 (1/31)
NASDAQ: 14,239.88  △469.31 (1/31)

1.概況

米国市場はハイテク株への買いが続き大幅続伸となりました。34ドル安でスタートしたダウ平均は直後に229ドル安まで下落しましたが、持ち直すとまもなくして買いが優勢となり午後に入って上げ幅を広げ引けにかけて一段高となりました。引け間際に422ドル高まで上昇したダウ平均は結局406ドル高の35,131ドルで取引を終えています。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も469ポイント高の14,239ポイントとなり3%を超える上昇となっています。

2.経済指標等

1月の米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は65.2と前月から上昇し市場予想も上回りました。

3.業種別動向

業種別S&P500株価指数は11業種全てが上げました。そのなかでも一般消費財・サービスが4%近く上昇したほか、情報技術とコミュニケーション・サービスも2%以上上げています。

4.個別銘柄動向

ダウ平均構成銘柄は30銘柄中23銘柄が上げました。そのなかでもボーイング(BA)がカタール航空から大型受注を獲得したと伝わったことで5%余り上げ上昇率トップとなったほか、セールスフォース・ドットコム(CRM)も5%近く上げています。さらにウォルト・ディズニー(DIS)も3%を超える上昇となり、アップル(AAPL)とインテル(INTC)、ゴールドマン・サックス(GS)も2%以上上げています。一方でウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス(WBA)が1%を超える下落となり、アムジェン(AMGN)も1%近く下げています。

ダウ平均構成銘柄以外では、電気自動車のテスラ(TSLA)と動画配信のネットフリックス(NFLX)が投資判断の引き上げを受けて急伸し、テスラが10%以上上げ、ネットフリックスも11%余り上昇しました。また、他の大手ハイテク株も堅調でアマゾン・ドット・コム(AMZN)とフェイスブックを運営するメタプラットフォームズ(FB)が4%近く上昇したうえ、ツイッター(TWTR)も6%以上上げています。半導体株も高くアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が8%を超える上昇となり、エヌビディア(NVDA)も7%以上上げています。クアルコム(QCOM)も5%を上回る上昇となり、マイクロン・テクノロジー(MU)とウエスタンデジタル(WDC)も3%以上上げています。

5.為替・金利等

長期金利は変わらずの1.77%となりました。ドル円は115円近辺で推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

本日の日本市場は米国株高を受けて上昇してのスタートが予想されます。こうしたなか日経平均が朝方の買い一巡後にさらに上値を伸ばすような展開となるかがポイントとなりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之)