決算発表後に目標株価コンセンサスが10%以上上昇した3月決算銘柄は

昨年の10月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表が終了してから2ヶ月以上が経過しています。そのためアナリストによる業績予想やレーティング、目標株価の見直しも随分と進んだとみられます。そこで今回は目標株価の引き上げや新たな目標株価の設定を受けて決算発表前に比べて目標株価コンセンサスが10%以上上昇した銘柄をTOPIX500採用の3月決算銘柄のなかからピックアップしてみました。

例えばリクルートホールディングス(6098)では米求人サイト大手インディードの収益が拡大していることなどから通期の業績予想を上方修正したこともあって目標株価コンセンサスが決算発表後に12%以上上昇し、足元の株価を36%以上上回る水準となっています。また、NTTデータ(9613)でも国内でデジタルトランスフォーメーション(DX)需要を受けて採算性の高い案件が増えたことなどから上期の営業利益が大幅な増益となったことで目標株価コンセンサスが23%近く上昇しています。

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もう一つのヒント

明日と明後日の決算発表スケジュールは

3月決算企業の第3四半期決算発表が今週からスタートします。明日と明後日は決算を発表する企業もまだ多くありませんが、それでも明日はオービック(4684)やディスコ(6146)などが決算を発表するほか、明後日は日本電産(6594)やファナック(6954)、日東電工(6988)などが決算を発表する予定です。

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