いよいよ明日は自民党総裁選。事実上の首相指名選挙のようなものです。色々批判的に云いたいこともあるのですが、冷静に見て他国と比べると、そんなに悪い状況ではありません。候補者は4人。男性2人、女性2人。平均年令はほぼ60才。バイデンもトランプもペロシも、概ね80才くらいなので、なんと20才も若いです。4人とも英語を話す。これは我が国の歴史の中では、かな~り画期的で、かつ他国と比べても、若くて、かつまぁまぁ多様な選択肢を提供しているように見えて、悪くないと思うのです。悪いところを見ればキリがない、いいところを見れば気持ちも前向きになる。マーケットにも上向きに臨みたいと思います!
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。