今週(6月25日~7月1日)の相場動向

相場回顧 BTC:欧米動向やアルトコイン物色により回復傾向も、上値は重い

ビットコインはハッシュレートが低下し続けるなか、日英当局により大手暗号資産取引所バイナンスへの取り締まりが強化されたことも影響し、売りが強まった。しかし、BTC=333万円(30000ドル)付近でサポートされると、メキシコの富豪がオーナー銀行におけるビットコイン受け入れを支持したことが話題となり、大きく反発した。さらにはイーサリアムの強い値動きに連れ高し、一時BTC=400万円(36000ドル)を回復した。米アーク・インベストメント・マネジメントによるビットコインETFの申請や、独フランクフルト証券取引所運営会社による暗号資産関連企業の買収なども買い材料として意識された。しかし、その後は上値の重い展開となり、米雇用統計の結果を見極めようと様子見ムードが広がるなかで再び売りが強まった。

 

来週(7月2日~7月8日)の相場予想

BTCは方向感に乏しい展開を予想、マイニング環境の改善とともに買いが強まることも

ビットコインはBTC=333万円(30000ドル)付近では底堅く推移し、欧米における暗号資産関連動向やアルトコイン物色によって価格を戻しつつあるが、薄商いのなかで上値も重くなっている。

このようななか3日前後にはビットコインのマイニング難易度調整を控える。中国規制によってハッシュレートが大幅に低下していることもあり、今回は難易度が史上初めて20%以上引き下げられる予定である。これによりマイニング環境の改善がみられれば、買いが強まることも考えられるだろう。

しかし、大きな材料が出るまでは方向感に乏しい展開が続くと思われる。直近上値としてはBTC=400万円(36000ドル)、下値としてはBTC=333万円(30000ドル)を意識する。