減益予想に反して二桁の増益となった3月決算銘柄

先月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も先週で終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると新型コロナウイルスの感染拡大による経済の停滞はあったものの下期に回復がみられたことで2021年3月期の経常利益は前期比で8.5%の増収となったとのことです。したがって減益を見込んでいた企業のなかにも増益で着地した銘柄もみられます。

そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから2021年3月期に減益を見込んでいたものの二桁の増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えばセイコーエプソン(6724)では前期比で4%近い営業減益を見込んでいたものの結果は20%を超える営業増益となっています。また、8%近い減益を見込んでいたGSユアサコーポレーション(6674)でも14%以上の増益となっいます。

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