コンセンサス予想を上回る上方修正に踏み切った12月決算銘柄は
先月の下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表と並行して行われていたのが12月決算企業の第1四半期決算発表ですが、それも今週で終わりとなりました。その結果をみるとこの第1四半期に増益を確保したうえ、新型コロナウイルスワクチンの普及による経済正常化への期待もあって通期の業績予想を上方修正する企業も少なからずみられました。
そこで今回はTOPIX500採用の12月決算企業のなかからコンセンサス予想を上回る営業利益の上方修正に踏み切った銘柄をピックアップしてみました。例えばアシックス(7936)では70億から100億円とみていた2021年12月期の営業利益の見通しをコンセンサス予想を上回る115億から135億円に上方修正したことで決算発表翌日に株価がストップ高となり年初来高値を更新しています。