第3四半期に増益に転じ一桁の減益に止まった銘柄は
1月下旬からスタートした3月決算銘柄の第3四半期決算発表も先月中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計では新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2020年4-12月期の純利益は前年同期比で15%の減益となったようです。しかし、10-12月期は前年同期比で40%の増益に転じています。
そこで今回は第1四半期(4-6月期)と第2四半期(7-9月期)が前年同期比で減益となったものの第3四半期(10-12月期)に増益となり、その結果として第3四半期累計(4-12月期)が一桁の減益に止まった銘柄をピックアップしてみました。例えばローム(6963)は第1四半期と第2四半期がともに28%を超える減益となりましたが、第3四半期に39%に近い増益に転じたことで第3四半期累計の営業利益が7%弱の減益となっています。