5割以上の大幅な増益となった3月決算銘柄は

先月下旬からスタートした3月決算銘柄の第3四半期決算発表もほぼ終わりとなりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で減益となり厳しい決算となった企業も目立ちました。しかし、こうした環境のなかでも増益を確保し健闘した銘柄もみられます。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算銘柄のなかから前年同期比で5割以上の大幅な増益となったものをピックアップしてみました。

例えばソフトバンクグループ(9984)では世界的な株高を追い風に投資ファンドのビジョン・ファンドの運用成績が改善したことなどから第3四半期の純利益が前年同期比6.4倍の3兆551億円となり、4-12月期としてはトヨタ自動車の2017年4-12月期の2兆131億円を上回り日本企業として過去最高となっています。また、ZOZOタウンを運営するZOZO(3092)も新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛の影響でサイトの利用が増えたことで第3四半期の営業利益が前年同期比で7割を超す増益となっています。

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