減益予想に反して増益を確保した3月決算銘柄は

10月下旬からスタートした3月決算銘柄の上期決算も先月中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞社の集計によると新型コロナウイルスの感染拡大による影響でこの上期の経常利益は前年同期比で3割を超す大幅な減益となったようです。しかし、こうした厳しい環境のなかでも増益となった銘柄もみられます。

そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業を対象に上期に営業減益を予想しながら営業増益を確保した銘柄をピックアップしてみました。例えばフジクラ(5803)では新型コロナウイルス感染症の影響を保守的にみて前年同期比で8割を超す減益を予想していましたが、需要が予想以上に早く回復したことなどから5割を超す増益となり、決算発表の翌営業日の株価が一時ストップ高となる場面もありました。

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