先月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も先週で終わりましたが、上場企業の2018年3月期の経常利益は日本経済新聞の集計によると前期比で17%に近い大幅な増益となったようです。そしてこのように2018年3月期が好決算となるなか、減益予想だった銘柄のなかには一転して増益で着地した銘柄もみられます。

そこで今回はそうした銘柄のなかから二桁の大幅営業減益予想だったにも関わらず増益となった3月決算銘柄をピックアップしてみました。例えば鹿島(1812)では12%を超える減益予想だったものが2%近い増益となったほか、ヤマトホールディングス(9064)でも11%余りの減益予想だったものが2%余りの増益となっています。